「大神官ダロム」
大神官ダロム③
アンチヒーローじゃないけど、秘密結社の大首領とか大幹部というのは裏のHEROだったと思いますね。
単にいればいいというものじゃなく、存在感とそれを引き出す作戦立案力と指示力、そして防ぎようのない特殊能力がなければと思いますけど、なかなか難しそうです。
仮面ライダーBlackを生み出し、敵対した秘密結社ゴルゴムには大幹部相当の大神官が3人も出ていました。
誰がこうというのはありませんでしたけど、ゴルゴム自体、太古の昔から日影で生き長らえてきた古代人の組織でしたから、大神官自体超古代人だったはずです。
人智の及びそうもない長い時間の中で様々な自然環境とその変化に対応し、望むと望まざるとを問わずに宿ってしまった特殊能力は、大神官ダロムの場合、強い念動力からくる遺伝子操作ビームだったようですね。
これは怪人を作り出すのと同時に攻撃時にも敵を思うように行動させない特殊光線にもなり、まさしく防ぎようのない能力だったと思います。
それ以上に、外見上超古代人らしい容姿でした。
そこからかもしれませんが、存在感が強く、3神官の中で群を抜いていた感じでリーダーとしての存在感も強くありました。
大神官ダロムが胸に着けていた「天の石」、これこそが長い時間の中で培われていた知恵の源だったのかもしれません。
大神官ダロム⑤